ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション ジム・キャリー (2005/07/06) ポニーキャニオン この商品の詳細を見る |
何を隠そう僕が東京で働いていた会社を初めてサボって観た映画。行き詰まってて、もうこの時は辞めようって心のどっかで決めてたな…
僕はジム・キャリーがかなり好きである。「マスク」の演技も笑わせる。顔がアホだ。なんていうか、どっかカワイイ。「笑わせてやるぜ」みたいな意識と「演ってて楽しくて仕方ない」という感じのバランスが良くて、観てて嫌味がないとこが好き。マネしたくなる。
この映画では「I’ve got the power!」と音楽にノッて消火栓を吹っ飛ばすシーンが好き。せっかく神様になったのに意味ない笑。映画的にもけっこう出来はいいと思う。笑えるし、恋人のグレース(ジェニファー・アニストン:ブラッドピットの嫁さん)がいい演技で恋心も切なく楽しく描かれてる。神様役はモーガン・フリーマンだ。ぴったり過ぎるって笑。モーガンさんは「ショーシャンクの空に」よりも「ドライビングMissデイジー」のドライバー役が忘れられない。
「もし1週間だけ神様になれるとしたらあなたは何をしますか?」という映画のコピー自体は内容とそんなにマッチしてなくてイマイチだけど、観て「あらら…早く返して次のやつ観よ」とは思わないっしょ。
この映画を久しぶりにDVDで借りて、プレステ2(家にDVDプレーヤーあるのになんでやねん)で観た。会社でウダウダしてて、飛び出した時のこととか、ふと思い出した。
人生の節目って、ほんとにアホなことで始まるものだ。それは例えば消火栓を意味無く吹っ飛ばすように。
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