四万十川物語

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(完全な私事はあまり書かない)という暗黙のルールがあるこのBlogですが、
今回は特別に旅の記録を。


夏休みの話なので、かれこれ1ヶ月ほど前になるのですが、
四万十川に行ってきました。


ドタバタで写真を整理する暇もなかなか無く、
さっき見てたら、やっぱどっかに記録しておきたいな、と思いまして。


 


今回、高知県にクルマで訪問、という強行プランだった為、
行き10時間、帰り12時間、という殺人的な運転時間を強いられました。
 
ルート的には瀬戸大橋を渡るコースが一番短時間で安価だったので、
喜んでそのルートをチョイス。


瀬戸大橋はデカかった。そして落ちそうで怖かった。


なれない道をドライブするのが比較的(何と比較するんだ)苦手な僕は、
文字通り手に汗握りながら渡りました。

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これは橋の途中にあるインターチェンジからの写真です。
ただのショボい橋に見えますね。。


四国に突入するも、既に夜。
高知は「鍋焼きラーメン」が有名だそうで、まずはそいつから。
須崎インターを下りて、迷いつつも名店のひとつ「焼肉・御食事 なかがわ」に入って、
鍋焼きラーメンをゲット。

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「オ~~ウ、コレガ【ナベヤキヌードル】デスカ!グッテイストネ~OKヨ!」
と外人のふりして喜ぶことなどもせず、静かにいただきました。
だって地元の常連が酒飲んで話しかけてくるんで、味気なかったんですもん。


やっと中村に到着して、泊まるホテルも見つかって、その日はイビキも高らかに眠りました。


 


んで2日目、とうとう念願の四万十川に。


屋形船に乗りました。

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↑こんな形です。畳敷きで、ほっこり落ち着ける船内でした。
船頭のおっちゃんが色々と説明してくれました。
あったかい人柄の、いいおっちゃんだった。


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船から見える川面と、水面の高さから見上げた沈下橋。


海とちがって、水の動きがゆるやかで、全てがスローな感じです。
いやぁ、良かったです。清流の流れに身を任せるっていいです。


そのあとはクルマで沈下橋を巡りつつ、上流の温泉に浸かってきました。

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沈下橋は本当に両サイドに柵がありません。


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人が立つとこんなサイズです。
たまに酔った人が落ちるそうです。


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途中で川エビ入りの讃岐うどんを食べました。美味しかったです。


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道の途中に壊れたマッサージマシーン(あんま機)が放置されてました。
サイドのハンドルが懐かしい。
これでツボ押し機の位置を上下させるんだよね。


この日、最後に四万十川を眺めました。

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夕暮れの四万十川は、なんともいえず美しかったです。


 


3日目は足摺岬に移動。


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四国最南端の海も空も綺麗だったんですが、
四万十川の美しさとゆるやかさに慣れると、
少しうるさい感じでした。


決して悪い場所じゃないんですが、同時に訪れると相性の悪い土地
というのが存在するみたいです。別の機会に訪れたかったかな。


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青のりせんべいを食べて、ほっこりして、
あまり出歩かず、旅館でテレビを見たりしてました。


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最後に線香花火を。


長距離ドライブで疲れた旅でしたが、四万十川の流れを目にして、
滋養に満ちた精気を受け取った感じです。


心残りは、アカメを見れなかったこと。


釣りキチ三平を読んで以来、

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僕の中では「四万十川=アカメ」でした。


行程的に時間がなかったのと、
大きなアカメを直に見ることができる場所を探せなかったこと
で今回は諦めました。


次回は是非、ということで、楽しみを残しておきたいと思います。

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