フライフィッシングのマテリアル(毛ばりを巻く素材)で、鳥の首まわりの羽のことをハックルと言う。主にニワトリの毛を指す。更に雄か雌か、どの部位か、などによって呼び名が違う。雄の首の毛が一番高い。
左の写真が雄のニワトリの首の毛で、クック・ネック・ハックルと呼ぶ。
何がすごいって、そのフライマテリアルの為だけに養殖されたニワトリがいるってことである。#1~#4まで品質のグレードがある。しかもその品質には色艶はもとより、ファイバーの密度とか、撥水性とか、色々とコダワリが限りない。そしてそんな世界のコダワリのプロ達から絶賛されているのがホフマンのハックルなのだ。
わかりやすく言えば高い。
この写真のハックル、1枚で1万円くらいする。今は価格がこなれてきて8000円くらいだそうだ。
僕はフライフィッシングを始めて少し経った時、プロショップで思い切って#2のハックルを1枚買った。当時で7000円くらい。まさに清水の舞台から飛び降りる気分だった。だって、たかが鳥の毛ですよ…
これ1枚でフライが100本以上巻ける(もちろん他にも色々と素材が必要だ)。でも東京に引っ越してフライフィッシングを辞めたので、まだ使い切ってない。どうしたもんだろうか…
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