さらばA09

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永らく我がKX2の標準ズームとして輝き続けてきたタムロンA09。
正式名称
『SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) (キヤノン用)』
(商品名が長いよ、タムロンさん)
このA09、冷静に使用シーンを回想してみると、
旅行や散歩でのスナップ、風景写真がほとんど。
しかし、
「F2.8通し!絞り開放がF2.8!明るいレンズですよ!」
というキャッチフレーズが頭から離れず、
F8やF10まで絞って撮影するのを、なぜだか躊躇してしまう。
これは貧乏性の僕が悪いんでしょうけど。
絞って撮影すると「損した気分」になってしまう。
「美味しいところ」を使えてない、みたいな…。
なおかつ、
35mm、50mm、90mmの単焦点を持っているため、
「ここぞ」という場面では単焦点に座を譲る場面が多い。
確かにA09はF2.8通しでファイダー像も明るく、
色ノリの良い銘玉だと思うけど、
やっぱり単焦点と比較すると見劣りしますから。
「F2.8なら暗めの室内で有利かな」と思ってたけど
AFスピードが早くないので、さほど恩恵が受けられる訳でもなく…。
一番認めたくない事実は、
絞り開放での撮影はジャスピンが難しく
撮った写真のほとんどが芯の無いユルい画になること。
む~~~ん、これは僕の腕前の問題です。
だが。しかし。
標準ズームの一番の目的は
「普段使いのレンズとして簡単便利」なこと。
その意味では
僕にとってA09は不向きなんじゃないか。
ウスウス気づいてましたけど、
最近、それが確信に変わりました。
そんなこんなで
僕の利用法ではA09の魅力は十分に味わえないと判断。
「シグマ 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM」
に近々乗り換えることに決心しました。
今までありがとう、A09。

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