外食産業のニュースあれこれ。
●『牛丼に「メガ盛」登場!』
メガマックに続け、とばかりに「メガ系」商品を打ち出したすき家。
「マックの真似じゃん」と言われても気にしないと決めたフシのある
なりふりかまわないベタな姿勢、馬鹿にする気はないです。
セオリー通り二匹目のドジョウを狙ったこの企画、果たして目算は当たるか。
●『居酒屋やファミレス、店舗種類絞り込み・ワタミ、焼肉など撤退』
どうして企業って大きくなると本業以外にも手を出すんでしょうか。
企業というのは「成長」という命題を課されている訳ですが、
だからと言って多角化だけか選択肢ではないと思うのですが…。
・新たな客層の獲得を狙って店舗の多様化を進める
・過当競争の中で苦戦が目立つ
・不採算部門を整理し、人気の高い主力部門に集中する
・収益向上を目指して主力部門の精度を上げる
・収益が向上し、新たな客層を獲得したくなる
この繰り返しですね。
それが市場と雇用を拡大し、経済に貢献しているとも言えます。
利益は減っても売上総額が増え、成長企業に見える一面もあります。
が、撤退時にはダメージと敗北感が残ります。
それを糧、ノウハウとして更に成長していけるかどうか
ということなんでしょうか。
とはいえ、
「撤退分野の現場職員の立場にはなりたくないな」
というのが雇われる立場の一般的な感情。
そのような現場社員を鼓舞する為にも新規事業は
「撤退時にケアできる保証」
「ハイリスクハイリターンの条件」
どちらかの提示が必要ではないかと思います。
●『ほっかほっか亭、内輪もめ 訴訟合戦に』
フランチャイズも大規模になって成熟してくると
色々と問題が起こってきますね。
どっちの言い分もわかる気がします…。
●『赤福の製造日偽装』
記事読むと微妙ですね。約10年前、
「冷凍した赤福餅の解凍日を製造日にして良いか」と問い合わせた赤福に
三重県伊勢保健所は「(食品衛生上)問題ない」と回答したようです。
コンプライアンス時代、特に食品メーカーは叩かれやすい立場に。
人件費、流通コスト、原料調達コスト、どれも高くなるばかりな現状で
国内の食品メーカーは事業メリットが希薄になりつつあります。
過度に神経質な消費者優位とも言える状況になるのも、
ちょっと考えものかなと思いますし、難しいですね…。
謝罪広告を出してひと段落したら、
「正規品」「解凍商品」と明示して価格を2段階にして販売してはどうでしょうか。
(ダメかな、そんなやりかた…)
その他ニュースもろもろ。
●『ACCESS,Webページを携帯電話サイトなどで表示できるようにする新システム開発』
画期的なのではないでしょうか。
ACCESSって昔の会社に居た時に付き合いありましたが、
まさかこんな世界的な企業だとは知りませんでした。
●『USEN、黒字転換 07年8月期連結決算』
すごいな、と思ったら、子会社化したインテリジェンスの連結効果らしいです。
●『タイガー・ウッズの生涯広告収入、1180億円に』
「ゲータレード・タイガー」というスポーツドリンクが発売になるらしいですよ。
牛丼に「メガ盛」登場!
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