僕が「大人の世界って汚い」と思った最初の衝撃的引き伸ばしがコレだった。週刊ジャンプの連載に追いつかない為の苦肉の策だろうか。
逆に言えば、それがストレスになるほど、僕たちは放送を心待ちにしていた。僕たちの世代は野球よりサッカーで一流になった選手が多い。中田、小野、稲本など。
キャプテン翼ブームで「運動神経が良ければ野球をやる」の法則が崩れたのだ。つまりは今の野球界の危機はこのへんから始まってたとも言えるんですが。
セルジオ越後が「僕たちが十年かかっても出来なかったことを『キャプテン翼』は一年でやってしまった」と言ってたそうだが、キャプテン翼にはそれくらい子供が没頭する要素がたくさんあった。
ロベルト本郷…放浪の元ブラジル代表選手なんているかよ笑
オーバーヘッドシュート…混戦で頭より上に脚あげちゃ反則だって。空中で一回転して着地する選手なんていないし笑
そんな「子供だまし」とも言えるファンタスティックな要素がテンコ盛りだった。
いまだに主題歌を歌える男子は多い。
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