【紅葉狩り】(もみじがり)
–紅葉を見に山野へ出かけること。観楓(かんぷう)。もみじみ。秋の季語。
僕はこの言葉の意味をずいぶん大きくなるまで勘違いしていた。
「モミジの葉っぱなんか採って一体なにが楽しいんだろう…紅葉の天ぷらなんて、そんなにたくさん食べられないし…」と。
見に行くだけで、採らなくてもいいと知ったのはいい大人になってからだった気がする。ややこしい言い回しだ。
そんな紅葉狩りの季節がやってきた。大阪近辺の見頃は11月中旬から末ごろまでだそうです。京都にはライトアップされるお寺があると聞いて是非行ってみたいなと思ってます。
赤や黄に葉っぱの色が変わるのは何故なんだろうとふと疑問に思い調べてみた。
【紅葉のしくみ】
秋から冬にかけて、気温が低下すると、葉と枝の間に離層というコルク質の細胞層ができ、水や養分を運ぶ管が閉ざれ、糖分が葉に蓄積されます。そうすると、緑色の色素である葉緑素(クロロフィル)がなくなり、葉に蓄積された糖分と太陽の光で赤色の色素(アントシアン)が作られます。これがカエデなどの紅葉です。また、イチョウなどは、緑色の色素である葉緑素がなくなると、今まで見えなかったカロチノイドという黄色の色素が現れます。イチョウの黄葉です。
【紅葉がより美しくなる条件】
一般的に紅葉は、最低気温が8℃以下になると始まるといわれます。紅葉が始まってから約20~25日くらいで見頃になります。昼夜の気温差が大きく、日中に太陽光線が良くあたり、適度な湿気があれば、美しく紅葉します。
ヒジョーにタメになることを書いてしまった…。
要するに冬は葉緑素がなくなるから、それ以外の色素の色が見えるらしい。大学の銀杏の葉を見て綺麗な黄色をしてるなと思ってたけど、年によって色が違っていたのだろうか。あの当時はそんな風流な思想など一切なかったので覚えていない。
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