4巻が出たので買いました。
そしてまた井上雄彦への尊敬度がアップしました。
ハンディキャップの主人公を描いているのに、読んでて不満に感じるところが無い。普通は慈悲があり過ぎだり、センチに走り過ぎだり、偏ってしまうものなのに、ちっともハンディキャップの漫画っぽくない 。それは誰にでも起こることで、むしろ物語の主要素ではないとすら感じてしまう。
井上雄彦という人は、男性が流す涙をウェットとは対極の、でもドライではない位置で抜群に描く。ちょっと他の誰にも真似できない。絵も上手いしな…文句言うとこが見つからない。
鳥山明以降の世代で天才と称されるべきはやはりこの人だ。
コメント